適切な単語を見つける

認知症患者にとって適切な単語を見つける事は困難です。これは難しい単語が思い出せないという事ではありません。人の名前であったり、普段使っているものの名前を覚えておくのが難しくなります。他の人から見ると認知症患者との会話はスムーズにいかない為驚くかもしれません。認知症患者は会話をどのように続けたらいいのか分からない為、長く続きません。

繰り返し

認知症の初期症状として同じことを繰り返し言い続けるというものがあります。同じ話を同じ言葉で何回も何回も話したり、何度も同じ質問をしたりします。この繰り返しは会話している時や人と交流している時だけに起こるものではありません、作業をこなしている間にも起こり得る症状なのです。同じ作業を何度もしてしまう場合もあります。

脱力感

身体にだるさを感じて以前より作業効率が非常に低くなったことはありませんか？これは認知症の初期症状の可能性があります。社交性が急に無くなったり、以前は楽しんでいた趣味に興味がなくなったりする場合があります。それに加えて認知症を患っている人は以前よりエネルギーがなくなるので、常に倦怠感を感じ、睡眠時間が長くなります。

集中の問題

認知症患者は集中力に問題が出てきます。問題解決や、計画立てなどの過程で頻繁に問題になります。先を見越して計画を立てたり、既に立てた計画を遂行していく事が困難になります。そして数字に弱くなるのも一つの症状です。

家事

以前は得意だった料理や掃除の家事が急に不可能な作業になります。認知症を患っている人は、どの順番で作業をこなすのか、どのルートでそれを行うのかが分からなくなります。

ソース: Alzheimer Nederland, NHS | 画像: Max Pixel, Pixabay